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「浮世絵の黄金期」と呼ばれる天明・寛政期に、喜多川歌麿と東洲斎写楽という二大スターを生み出したのが、版元・蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)、通称・蔦重。一体どんな人物だったのでしょうか。
18世紀半ば、天下泰平の世と言われた江戸時代。吉原(現在の東京都台東区)の貧しい庶民の子として生まれた蔦屋重三郎は、幼くして両親と別れ、引手茶屋(ひきてぢゃや:吉原や遊郭内で遊客を遊女屋へ案内する茶屋)の養子になります。
その後、20代で吉原大門前に書店「耕書堂」を開業、書籍の編集・出版業を開始しました。
江戸文化が花開いたこの時代、時の権力者である「田沼意次」(たぬまおきつぐ)が創り出した自由な空気のなか、蔦屋重三郎は数多くの文化人と交流を重ね、「洒落本」(しゃれぼん:遊郭を舞台に遊女や客の姿を滑稽に書き出した読み物)や「黄表紙」(きびょうし:江戸時代に行われた草双紙[くさぞうし]と呼ばれる小説様式のひとつ)などのヒット作を次々に出版。
また才能を見抜く術に長けていた蔦屋重三郎は、「喜多川歌麿」(きたがわうたまろ)や「葛飾北斎」(かつしかほくさい)、「東洲斎写楽」(とうしゅうさいしゃらく)など日本が誇る浮世絵師達を見出し、「江戸のメディア王」として大成功を収めた人物です。
蔦屋重三郎に才能を認められ、美人画の第一人者と謳われた絵師、喜多川歌麿は、上半身をクローズアップして描く「美人大首絵」を確立し、女性の仕草や表情を繊細に描写するだけでなく、色香や内面までも見事に表現しました。
生年に関しては、没年(数え54歳)からの逆算で1753年とされています。出身地は江戸と言う説が有力であるものの、江戸以外にも京都、栃木、川越など諸説あります。
1781年(天明元年)、喜多川歌麿は蔦屋を版元とする黄表紙「身貌大通神略縁起」(みなりだいつうじんりゃくえんぎ)の挿絵を描きます。
この仕事は、のちに密な関係となる「蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)との初めての仕事であり、同時に初めて「歌麿」と号した作品となりました。
蔦屋重三郎は喜多川歌麿の才能を買い、明和から寛政の時代にかけて、二人三脚で次々とヒット作を世に送り出します。なかでも空前の大ヒットとなったのが「寛政三美人」、実在の女性を描いた絵です。
喜多川歌麿と言えば美人画ですが、狂歌絵本の挿絵で活躍していました。特に高く評価されているのは「画本虫撰」、「百千鳥」、「潮干のつと」などの狂歌絵本です。
「画本虫撰」は喜多川歌麿にとって最初のヒット作。虫の品定めを主題とした狂歌会で詠まれた狂歌と喜多川歌麿の絵が収められています。
「百千鳥」は、鳥をテーマにした絵が収められています。鳥の羽は緻密な描線と絶妙な色使いで表現されており、観る者を圧倒させる美しさです。
「潮干のつと」は春の袖ヶ浦で開催された狂歌会から誕生した狂歌絵本です。海辺の景色や色とりどりの貝などを淡い色使いで描き、観る者の心が癒やされる絵画に仕上げています。
これらの作品は喜多川歌麿の代表的作品と言うだけでなく、浮世絵花鳥画の歴史の上でもとりわけ優れた物と評価されているのです。
役者の似顔を巧みに捉えた東洲斎写楽は、寛政6年(1794)5月から翌年1月までのわずか10ヵ月間の活動期間に約150点の作品を残し、印象的な役者大首絵を描きました。
「謎の浮世絵師」という異名でも呼ばれ、その本名や生没年、出生地、家族、師匠や弟子などすべてが謎であると言われています。
写楽作品はすべて蔦屋重三郎の店から出版され、その絵の発表時期は4期に分けられています。
最も高く評価されているのは第1期の作品で、描いたのは大判の役者絵(歌舞伎役者の似顔絵)で、特に紙面いっぱいに役者の上半身を描いた大首絵と呼ばれる物でした。
「市川鰕蔵の竹村定之進」(いちかわえびぞうのたけむらさだのしん)、「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」(さんだいめおおたにおにじのえどべえ)、などの有名作品があります。
いずれも大判の錦絵(にしきえ)と呼ばれる多色刷りで、背景は輝く粒子が入った高価な絵の具を使う雲母摺(きらずり)です。それほどの豪華版なのに、モデルの歌舞伎俳優らは美男美女と言い難く、悪役は憎々しげに、また、女形は鷲鼻や角ばった顎、太い首をありのままに描かれています。
こうしたリアルな表現は賛否両論ありましたが、表情やポーズもダイナミックに描いたそれまでになかったユニークな作品であり、東洲斎写楽を世間に印象付けたのです。
第4期の作品を最後に、東洲斎写楽は筆を折り、登場したときと同様に突如として姿を消してしまったのです。
1794年から翌年にかけて活躍し、数々の作品を残して忽然と消えていった写楽の正体は長く謎に包まれていましたが、現在、阿波徳島藩お抱えの能役者・斎藤十郎兵衛説が有力とされています。
https://and-or.tokyo/pages/wagranola
グルテンフリー・オーガニックグラノーラ専門店「and/or Granola(アンドオアグラノーラ)」は、蔦屋重三郎が活躍した台東区上野桜木に拠点を構え、江戸の文化と現代の感性を融合させた新しいグラノーラを提案しています。
江戸の文化を支えた蔦重が見出した浮世絵師・喜多川歌麿や東洲斎写楽の華やかなパッケージに、七味生姜や黒糖コーヒー、抹茶マンゴー、きな粉など和素材を活かした風味豊かなグラノーラを詰め込みました。
「もし蔦屋重三郎が現代に生きていたら、どんなグラノーラを生み出しただろう?」という発想から生まれたのが、【抹茶×マンゴー×雑穀】や【黒糖×コーヒー×ヘンプシード】といった和の食材を活かした革新的なフレーバーです。
https://and-or.tokyo/products/taiga-berabo-granola
ビタミンB1不足の『脚気』で亡くなった蔦重に捧げる、滋養豊かな逸品です。
香ばしいきな粉とともに、くるみ、カシューナッツ、ひまわりの種など、ナッツがたっぷりと盛り込まれており、食べ応えも抜群です。ナッツ類は、良質な脂肪分や食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、身体に嬉しい効果をもたらします。
特に、ナッツに含まれる不飽和脂肪酸や抗酸化物質は、心身の健康をサポートし、満腹感を持続させるため、朝のエネルギー源としても理想的です。
さらに、ナッツをよく噛んで食べることで、咀嚼による消化促進や腸内環境の改善にも役立ちます。
フラックスシードや白ゴマ、有機デーツを加え、自然な甘みを引き立てる甘酒ときび糖が、まろやかな風味を完成させます。
このグラノーラは、忙しい朝にぴったりな栄養満点の食事として、ヨーグルトやミルク、豆乳と一緒にお楽しみいただけます。腸活や健康維持に配慮した食材を含み、毎日無理なく取り入れられる一品です。
https://and-or.tokyo/products/11shichimiginger
七味と生姜が引き立て合う、ピリっとした刺激的な味わいのグラノーラ。京都産はちみつとバターのコクが加わることで、深い味わいが広がります。
昔から「食べる漢方薬」とも称される生姜と七味を使うことで、健康に嬉しい効果を期待できるおつまみグラノーラです。ナッツはカシューナッツ、アーモンド、くるみを使用し、サクッとした食感が特徴。
食べ応えのあるナッツと共に、豊かな風味が広がります。七味は唐辛子、白胡麻、黒胡麻、山椒、青海苔、青紫蘇、おのみと、風味豊かな成分がバランスよくブレンドされています。
生姜のピリっとした刺激と、はちみつのまろやかな甘さが絶妙に調和し、心地よい後味を残します。お酒のお供にぴったりなこのグラノーラは、ビールや日本酒、ウイスキーとの相性も抜群。特に夜のリラックスタイムやおつまみとして最適です。
ピリっとした辛さと、コク深い甘さのバランスがクセになる味わい。健康を意識しつつも、大人の味覚にぴったりな、風味豊かな一品です。
https://and-or.tokyo/products/12brownsugarcoffee
黒糖の深いコクとビターなコーヒーの風味が絶妙に調和した、大人のためのグラノーラ。ヘンプシードの豊富なたんぱく質と、玄米粉の低GI特性が、健康的なエネルギーチャージをサポートします。
4種のナッツ(マカダミアナッツ、ピーカンナッツ、アーモンド、かぼちゃの種)を加え、満足感を与えつつも、体に優しい栄養素をしっかりと摂取できます。
このグラノーラは、黒糖の深みのある甘さと、コーヒーのビターな後味が特徴。シンプルにそのまま味わうと、心地よい苦みとコクが広がり、豆乳やミルクを加えると、カフェラテ風にまろやかに変化します。
忙しい朝に、また午後のひとときに、リッチな味わいを楽しみながら健康をサポートします。ヘンプシードのたんぱく質と、玄米粉の低GIが、エネルギーを持続的に供給するため、血糖値が気になる健康を意識した方にもおすすめです。
https://and-or.tokyo/products/13matcha
抹茶と煎茶の華やかな香り、そして有機マンゴーの爽やかな甘さが広がる贅沢なグラノーラ。
ヘーゼルナッツの香ばしさと、そばの実や黒米、あわの食感が一体となり、豊かな味わいをお楽しみいただけます。そばの実や雑穀は、栄養価が高く、健康的なライフスタイルをサポートします。
忙しい日々に、美容と健康を意識したい方にぴったりな一品です。ミルクや豆乳を加えると、抹茶ラテのようなひとときに変わり、温かみのある味わいが楽しめます。
朝の元気をサポートする一杯として、またはおやつやリラックスタイムにも最適です。
雑穀やそばの実は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、毎日の食事に栄養価をプラスします。美容におすすめの食材を調合しているため、日々を若々しく、美容に良い健康的な食生活を目指す方に、ぜひお試しいただきたいグラノーラです。
https://and-or.tokyo/products/mother2025
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(2025年)の放送を機に、主人公である【蔦屋重三郎】にインスパイアされて開発した全4種の『和グラノーラ』全4種セットです。
健康と美容に嬉しい食材で、健康への気遣いを美しく伝える母の日のプレゼントに最適です。また、お花以外のプレゼントをお探しの方にもお勧めです。
朝食はもちろん、おやつやお酒のお供にも◎。雑穀やスーパーフードを使い、 小麦粉は使わず玄米粉や米粉を使用したグルテンフリー仕様で仕上げた、体に優しい美味しさです。
4月30日までの早期購入予約特典として、and/orでも女性人気の高い【有機ドライ白イチジク】をプレゼントいたします。
送料全国一律550 円でお届けします。 江戸文化の粋とモダンな味わいが交わる、特別なひとときをお楽しみください。
2025年4月22日(火)〜 6月15日(日)に東京国立博物館にて、特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」が開催されます。
特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」は、蔦屋重三郎を主人公とした2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)とも連携し、江戸の街の様相とともに、蔦重の出版活動をさまざまにご覧いただきながら、蔦重が江戸時代後期の出版文化の一翼を担っていただけでなく、彼が創出した価値観や芸術性がいかなるものであったかを体感できる展覧会です。
≪特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」≫
会期:2025年4月22日(火)~ 6月15日(日)
東京国立博物館にて開催中の特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」にて、 and/or Granola(アンドオアグラノーラ)の〈和グラノーラ〉が、博物館内のショップにて販売されることとなりました。
これを記念し、会場から徒歩5分のグルテンフリー・オーガニックグラノーラ専門店 and/or Granola(アンドオアグラノーラ)では、展覧会と連動した【期間限定の来店キャンペーン】を開催します。
【キャンペーン内容】
対象:
特別展「蔦屋重三郎」のチケット半券をご持参の上、
and/or Granola(アンドオアグラノーラ)の店舗にてInstagramもしくは、LINEの公式のフォローをしていただいた方
プレゼント内容:
①写楽ラベルの和グラノーラ30g(非売品サンプル)を1つプレゼント
②and/or Granola(アンドオアグラノーラ)オンラインストアで使える【送料無料クーポン】もプレゼント
※数量限定。なくなり次第終了となります。
開催期間:2025年4月22日(火)~ 6月15日(日)
(特別展の開催期間と同じです)
【店舗情報・アクセス】
グルテンフリー・オーガニックグラノーラ専門店 and/or Granola(アンドオアグラノーラ)
〒110-0002 東京都台東区上野桜木1-10-17 1階
【営業時間】木・金・土曜のみ営業|11:00〜17:00
東京国立博物館(平成館)より徒歩5分ほど
Googleマップで見る →https://maps.app.goo.gl/Kpsd5tSa5u7KmDF27
お店までのアクセス→https://and-or.tokyo/blogs/news/shop_access
※営業日が限られていますので、ご来店の際はご注意ください。