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キヌアはヒユ科アカザ亜科の1年草で、ほうれん草や甜菜の仲間です。
南米ペルーを中心としたアンデス山脈で数千年前から栽培されており、古代インカ帝国では「穀物の母」と呼ばれ、重要な穀物と言われています。
1990年代には、NASAが理想的な宇宙食として、栄養価や便利さ、収穫の効率さなどを高く評価しています。
キヌアは食物繊維を豊富に含んでいます。
その量は、100g当たり6.2g。白米に比べて約12倍もの量が含まれています。
特に食物繊維の中でも不溶性食物繊維の割合が多く、便のかさを増やして腸を刺激し便通を促進する働きが期待できます。
その他にも、血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロール濃度の低下などに働きます。
便秘解消や生活習慣病の改善にも効果が期待できる積極的にとりたい栄養素です。
また、キヌアはたんぱく質も豊富で、白米の約2.2倍の量を含んでいます。
必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、その質を示すアミノ酸スコアも白米や小麦より優秀です。
キヌアには、鉄、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルも含まれています。
鉄は、赤血球の成分として酸素を全身に運ぶ働きをしており、不足すると疲れやすくなったり、鉄欠乏性貧血を引き起こします。
特に女性は月経による損失があるため、しっかり摂取しておきたいミネラルのひとつです。
マグネシウムは、筋肉の収縮や体温・血圧の調節、骨の形成をサポートする働きがあります。
また、糖質代謝やたんぱく質の合成に関与しており、近年では不足しがちな栄養素として話題になっています。
カルシウムは骨や歯を形成する栄養素で、 不足すると骨粗しょう症の原因や、成長期における骨や歯の形成障害を引き起こします。
特に閉経後の女性はホルモンの分泌量の低下により骨粗しょう症になりやすいため、意識して摂取しておきたい栄養素です。
キヌアの食べ方は、茹でてからサラダに混ぜたり、お米と一緒に炊くのがおすすめです。
また、炒ってごまの代わりに使うのもおすすめで、普段の料理にプラスしやすいスーパーフードです。
東京の上野公園、谷根千近く”上野桜木”にあるグラノーラ専門店and/or(アンドオア)のグラノーラでは、
「#02 有機ドライイチジク、有機キヌア、玄米のナチュラルメープルグラノーラ(砂糖不使用)」、
「#04 【塩グラノーラ】粗塩、黒胡椒、雑穀、黒大豆、スーパーフード、甘酒入り塩グラノーラ(砂糖不使用)」
この2種にキヌアが入っています。
栄養価が高く、注目度の高いスーパーフード、「キヌア」。
ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてください。