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オリーブオイルは、生のオリーブから加熱せずに果実を絞って得られる油で、その種類は製法や精製度によってさまざまありますが、大きく分けて2つに分類されます。
一つは、果汁を絞ってろ過しただけのバージンオリーブオイルです。
バージンオリーブオイルは、IOC(国際オリーブ協会)により官能検査や酸度によって分類されています。
このうち、一番酸度が低く最高品質のものを「エクストラバージンオリーブオイル」と呼んでいます。
もう一つは、バージンオリーブオイルを精製したピュアオリーブオイルです。
精製されているため、オリーブオイル特有の風味や味が比較的控えめなのが特徴です。
オリーブオイルにはオレイン酸と呼ばれる脂肪酸が含まれています。
一価不飽和脂肪酸と呼ばれる種類のうちのひとつで、動物性の脂質に多い飽和脂肪酸と比較すると、血中のコレステロール改善に働くなど動脈硬化予防の働きがあるとして注目されています。
また、オリーブオイルにはオレオカンタールと呼ばれる辛味成分が含まれています。
これは、医薬品成分として有名なイブプロフェンと同じ抗炎症作用が期待されている成分です。
オリーブオイルと他の油で大きく異なるのは、味や香りです。
オリーブオイルは、オリーブの実を原料としているため、それに伴う味や香りが独特です。
一方、他の油の多くは種子を原料としているため、無味無臭であるものがほとんどです。
栄養価については、エネルギーや脂質量はほとんど変わりませが、脂質の中身が異なります。
オリーブオイルはオレイン酸が多く含まれていますが、他の油ではそれぞれ多く含まれている脂肪酸の種類が異なっています。
オリーブオイルを選ぶとき、まず見るべきポイントは、ボトルです。
オリーブオイルは光により劣化してしまうため、遮光性のボトルが使われているものを選びましょう。
また、エクストラバージンオリーブオイルの場合はIOCの基準で酸度0.8%以下でなければいけないため、ボトルの表示をチェックしておきましょう。
注意したいのは、価格が安すぎるものです。
特にエクストラバージンオリーブオイルは、オリーブオイルの中でもかなり希少なものであるため、必然的に高価になります。
安いものには理由があるので、きちんと見極めましょう。
東京の上野公園、谷根千近く”上野桜木”にあるグラノーラ専門店and/or(アンドオア)のグラノーラは、焼く際にエクストラバージンオリーブオイルを使用しています。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は熱に強い成分であるため、調理の過程で損なわれることはほとんどないと考えられます。
ご自身で何か商品を選ぶポイントの一つに、オリーブオイルが使われているものを取り入れてみてはいかがでしょうか。